REDWING COLUMN NO.44 REDWING MAGAZINE 1998
「POPEYE特別編集版 RED WING STYLE 究極の一足を手に入れたい!」
1998年秋発刊のレッドウィング特集雑誌。
定価は税別743円、100ページほどの内容でボリュームはやや少なめ。
これは当時に買った物で、たまたま手元に残っていた。
右は以前書いたGETONのレッドウィング特集雑誌。
見応えと言う意味ではGETONの方があると思うが
レッドウィングマニアなら両方手に入れておきたいところ。
20年以上前の雑誌なので、現在は両方とも中古で取引されているが
そこまでレアな雑誌では無いので、値段はピンキリだが手に入りやすい。
1998年秋発刊と言うことで、ちょうどガラスレザーの8160と8161が
ラインナップされ発売が決まった時の物。
これを見た時に一目ぼれし、8160が欲しいと思ったのを覚えている。
レッドウィングと言えば、黒や赤茶がメインだったので
ガラスレザーのこのブラウンの色合いがとても新鮮だった。
左が8161、中央は8160カスタム、右は8160。
8161はその記事にも書いたが、発売が10年近く早かったと思うモデル。
現在はクラシカルな雰囲気のモデルは受け入れられているが
当時は白いソール=レッドウィングのイメージがとても強かったので
8161は日本ではあまり売れなかったそうだ。
他のページも軽く紹介。
レッドウィング社の歴史にも触れているが
1998年秋冬国内版のカタログと言う意味合いが強い。
定番モデルを紹介しているページ。
当時の定価はモックトゥ税抜き35800円、プレーントゥ税抜き31800円。
2020年現在よりも若干安い程度、そう考えると現価格が良心的に感じる。
白黒のページが多いのが、この雑誌の少し残念なところ。
レッドウィングブーム時に出回っていた偽物の見分け方も掲載している。
1998年頃だと既に偽物はそんなに出回っていなかった印象があるが
たまにヤフオクやメルカリではこの頃の偽物を見掛ける。
ミドリインターナショナルが日本正規代理店だった頃は
都内に直営店がいくつかあり、その内の渋谷店とセダークレスト原宿店。
セダークレストはミドリがライセンスを得ていたブランドで
レッドウィングをコピーしたような、廉価版を自ら展開していた。
1998年の終わり頃はレッドウィングブームも落ち着いて来ていたので
ある程度は店頭に並んでいて、普通に買えるようになっていた。
それまでは、たまたま入荷時に自分のサイズがある物を買うと言う
今ではなかなか信じ難いかもしれないが、それぐらい選択肢が無かった。
なので本当に欲しいモデルが手に入るのが嬉しかった。
この雑誌を読むとその頃を良く思い出す。