ダナーの超定番ダナーライトのカーキ、品番は30420X。
ダナーは1932年にアメリカで創業したブーツメーカー。
最近は厳密にタイプ分けされていないようだが、これはダナーライトⅠになり
ダナーライトは1979年にゴアテックスを採用した世界初のブーツと言われている。
名前に「LIGHT」とある通り、軽く丈夫な作りがコンセプトで
登山靴=重い物のイメージを覆した画期的なブーツだったそうだ。
レッドウィングばかり履いていて、他の靴はあまり所有していないが
数少ないその他の一つがダナーライト。
↓は別カラーバージョン。
防水レザー&防水透湿素材のゴアテックスを採用。
実際に台風の日に履いても、水が中に染みる様なことはなかった。
街履きとしても優れたルックス、登山やキャンプなどのアウトドアはもちろん
急な天候の変化にも対応可能なので旅行にも最適。
水が溜まりにくいダナー式ステッチダウンを採用。
アウトソールはビブラム#148でソール交換も可能。
クッション性がとても高く、バッシュを履いた時の様なフワフワした感覚。
ダナーは1959年に米国で初めてビブラムソールを採用したそうだ。
つま先付近までひもが来る作りはレーストゥトゥと呼ばれる。
太めのパンツで合わせても存在感があり
ガッチリと締め付けられるので歩行性がアップ。
ベロに大きく「Danner」の刻印。
この斜体のロゴは如何にもアメリカ的。
ヒールにはさらに「PORTLAND, OREGON MADE IN U.S.A.」
シャフトには星条旗のタブが付く。
アメリカ製を大々的にアピールするのは妙に懐かしい感じがする。
2009年に新品を購入、このタグは最早旧タグ扱いのようだ。
当時は四万ぐらいだったが、現在は五万五千+消費税。
このご時世なので原材料の高騰は仕方ないとは思うが
ダナーは倒産や買収などの絡みも件もあるかもしれない。
かつてはダナージャパンもあったが、現在はABCマートが運営している。
足を包む袋状のゴアテックスブーティ。
ある意味で恥ずかしい使用感丸出しのブーツ内部。
靴下の毛玉やほこりなど、完全除去はほぼ不可能。
ゴアテックスは湿気を逃がす素材であるが、長時間履けば普通に蒸れる。
自分は夏場でもブーツを履いたりするが、ダナーライトは厳しめの部類。
内部は臭いが残りやすい作りなので、消臭材はあっても良いかもしれない。
ただ靴下に革の色が移ることはないのでそこは嬉しい。
ちなみに嫌な臭いは全くしませんw
最近はたまに履く程度だが、それなりに履き込んだと思う。
メンテはブラッシングにクリームを軽く塗る程度。
アウトドアで使うような方は、割と丸洗いをしているようだが
もし実践するなら防水スプレーは用意したいところ。