REDWING COLLECTION NO.15
RW-8161 刺繍羽タグ P1第1工場 2000年4月製
レッドウィング8161は1998年にブラウンチーフシリーズとして
8160と合わせてリリースされたモデルで、1950年代の777という警察官などに
採用されていたオールドユニフォームタイプと呼ばれた物の復刻という位置付け。
こげ茶色のコレクティドグレインレザー、通称ガラスレザーを採用している。
その名称は製造時にガラスに張り付けることに由来されているが
このレザーは製造時に環境への問題があることから製造中止に至っている。
8161はマニア向けの為、国内での取り扱いは早々に終了してしまったようで
発売がおそらく10年ぐらい早かったような気がするモデル。
ヒールはレッドウィング純正のロゴ入りの物。
個人的にレトロ感のあるコルクソールがとても好きだ。
8161は初期の98年製から四角犬タグではなく
刺繍羽タグが付く為、前期と後期と言う区分はない。
羽タグについてはこちら↓
777は上部三つフックになるが、8161はオールハトメ仕様。
着色された真鍮のハトメはオールド感抜群。
レザーインソールに踵部分は別素材が付く使用になっていて
この辺りは古いモデルのディテールを受け継いでいるようだ。
デフォルトの紐は下のスニーカー用っぽい雰囲気なので
上のベックマンなどに使われる蝋引きの平紐に変更している。
ガラスレザーのメンテナンスは乳化性のクリーム系が推奨されている。
デッドストックから数回使用した程度なので、光沢はまだそれほどなくて
8161は履くというよりも鑑賞用になってしまった物の一つ。