赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

REDWING COLUMN NO.90 レッドウィング ブラシを育てる

REDWING COLUMN NO.90 レッドウィング ブラシを育てる

「ブラシが育つ」とは、簡単に言うと使い込まれたブラシのことになる。

ブラッシングを繰り返し行うことで、自然とレザー表面のクリームやオイルの成分が

ブラシの毛にコーティングされ、埃落とし時の簡易的なブラッシングだけでも

まるで何かを塗ったかのような美しい光沢を生み出すことが可能となる。

9011ベックマンブーツを購入して本格的にブーツメンテナンスにハマって以降

ブラシを育てるという表現があるのを知り、ブーツを綺麗に保つということに加え

一度で二度美味しいような、新しい楽しみ方や関わり方を教わった気もした。

それからはブーツメンテは掃除とは別物の趣味の一つともなったかもしれない。

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REDWING COLUMN NO.89 レッドウィング8176 メンテナンス編

REDWING COLUMN NO.89 レッドウィング8176 メンテナンス編

今回はデッドストックで購入して数回着用の99年製8176のメンテナンス。

この8176は毎日ブラッシングをすると、レザーがどう変化するかを検証した個体で

2019年の元日から大晦日までの1年間ほぼ毎日数分間のブラッシングを行った。

元々ザラザラとしていた手触りがツルツルとした感じになり、光沢感も増したけど

劇的に変わったというほどではなく、時間を掛けた割に地味な結果というオチに。

ちなみにこのレザーはブラッククロームというクロム鞣しをした頑丈なレザーで

今回の8176は現在自分の所有している中で唯一の茶芯ではない個体。

オイル入れは2019年の10月にデリケートクリームを塗って以来になった。

 

右が今回メンテする8176、左の8179があまりにもレザーのきめが細かい個体で

何故こここまで質感が違うのかと、ブラッシングし続ければ左に近付けるかもという

淡い期待を込めつつ、1年間と期間を決めて検証してみたというところ。

左の8179は90年代半ば~後半のレッドウィングブームを起こした大人気モデルで

8176をベースに存在感のあるストームウェルトと、ヘビーなビブラムラグソールから

ノーマルウェルトと白いソールのスッキリとした仕様に変更となったモデル。

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Panasonic LUMIX DC-TZ95-W

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長らく使って来たデジカメも限界の時が迫りつつあるということで

最近このパナソニックLUMIX の「DC-TZ95」のホワイトを購入した。

これは2019年発売のモデルで、価格相場は4万円台後半~6万円ぐらいで取引され

価格.comによると2022年5月末現在デジタルカメラ人気売れ筋ランキングの8位。

(※本記事は機種選びで悩まれている方には参考にならないので予めご了承下さい。)

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ジーンズの裾のアタリ

5月20日ジーンズの誕生日ということで、ジーンズネタとして裾のアタリに注目してみた。

裾のアタリとは、デニム生地の縮みやうねりによって引き起こされた凹凸の部分が

履き込んだことにより擦れて色落ちしている状態を表し、この凹凸はパッカリングとも言う。

ちなみに何故5月20日ジーンズの誕生日かというと、リーバイス社が1873年5月20日

補強パーツとなる金属製リベットを使った作業用パンツの特許を取得したことから来ている。

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REDWING COLUMN NO.88 真っ赤なオロラセット

REDWING COLUMN NO.88 真っ赤なオロラセット

オロラセット(オロ・ラセット)とは、赤みがかった茶色のレザーを表す造語で

アイリッシュセッターなどに使われ、レッドウィングの代名詞の一つとなっている。

採用初期の1950年代~1980年代頃までは多少の色のばらつきはあったものの

オロラセットはあくまで赤みのある茶色であって、赤いレザーではなかった。

そして1990年代に入った頃から徐々に、茶色→赤色へと色味が移り変わるようになり

真っ赤なオロラセットは1995年前後の短い期間に使われた特殊な色合いとなっている。

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